前回の、「これは使える!スキャンソフト「CamScanner Free」②実践編」では紹介しきれなかったですが、CamScanner Freeの画像補正機能は充実!
なんと、5種類のタイプの画像補正が可能です!!

正直そんなに補正する必要あるの?って思ったんですが、使える使えないは関係なく、撮ったデータがいろんな風に補正されているのを見るのって面白いですよね♪
ここからはCamScanner Freeで利用できる色々な補正機能をご紹介します!

加工前の元画像

加工前の元画像

 

撮影直後の元画像。
今回はこの画像を使って、CamScanner Freeの様々な機能をご紹介♪
前回ご紹介したので、トリミングまでの過程は省略。
いよいよ、切り取った画像を色んな風に補正してみます♪
 

 

 

 

 

 

 

 

オリジナル

オリジナル

オリジナル

オリジナル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
●オリジナル
まずは「オリジナル
普通のデフォルトのパターン。
文字が読めないことはないけど、画面がちょっと暗いかも?
発色が悪いので、読むことはできるけど雑誌の紙面をきれいに保存するのには向いてない感じ。

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鮮明化

鮮明化

鮮明化

鮮明化

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
●鮮明化
次は「鮮明化」。
オリジナルに比べると、だいぶ明るくなって見やすいです。
写真もきれいでとってもおいしそう!
きれいに保存できるから、雑誌を撮影してデータ保存するのにオススメ!

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鮮明・増強化

鮮明・増強化

増強・鮮明化

増強・鮮明化

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
●増強・鮮明化
3番目は「増強・鮮明化
増強っていうのはコントラストを強くするってことなのかな?
文字もほとんど飛んじゃっているし、写真もコントラストがきつくてちかちかしちゃってるからすごい見にくい(>_<)
うーん…使いどころが難しそう。

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白黒

白黒

白黒

白黒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
●白黒
4番目は「白黒
確かに白黒だけど、文字はほとんど飛んじゃってるし、写真のところはがちゃがちゃになって、何が何だか分からないことになっちゃってる。
なんだか、増強・鮮明化をした画像をそのまま無理やり白黒にしたって感じ。
雑誌のデータ保存には向いてなさそう。結構見にくいし、どういう場合に使えばいいのかな?

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グレー

グレー

グレー

グレー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
●グレー
最後は、「グレー
白黒に比べると、影なんかに濃淡がついて写真がきれいに写ってたり、文字も見やすい方。
なんだか質のいい白黒コピーみたいな感じかも。
背景自体もちょっと暗めな分、見にくいところはあるけど、カラーじゃなくても画像データだけあればいいっていう人向けかな?

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CamScannerの機能紹介

CamScannerの機能紹介

基本はこの5種類で画像を補正していきます。
それ以外にも下の部分についている横棒が3本並んだアイコンを押すとコントラストや明るさを手動で調整できます。
でも、これも説明がなくアイコンだけなので、ちょっと分かりづらいかも。

上から彩度・明度・コントラストかな?
写真をメインに扱うなら使うかもしれないけど、雑誌などのスクラップなら、は今のところ鮮明化で十分なのであんまり使わなさそう。

ちなみに画面横の「+」を押すと、画像にメモを書き足すことができます。
ここでメモや、上の部分のタイトルを入れておくと、CamScanner Freeアプリの中で検索で探したりできるし、管理もラク。

でも、Evernoteへ共有しても、メモもタイトルも反映されないのは残念かも。


いよいよ使ってみました!「CamScanner Free
写真は緊張しすぎて思いっきり失敗しちゃったけど、大丈夫!水色の線で囲まれた部分がトリミングされて最終的な画像データになります。

だけどこれ、よく見ると左上に隙間がΣ(゚□゚)
でも大丈夫!トリミングしたい部分の端をタップして自分で調整できるんです。

選択範囲の調整

選択範囲の調整

トリミング加工の調整がされた後の画像

トリミング加工の調整がされた後の画像

 

これで余計なところは全部取り除けました。
それにしても、タッチパネルの問題なんだろうけどこのトリミングの調整が意外と難しいです。きっちり隅に合わせても、指を離す瞬間にずれて隙間が空いたりして、結局5回くらいやり直しました。

 

 

 

 

 

 

アイコンでいろいろ操作

アイコンでいろいろ操作

ところで、このCamScanner、ただ画像をそのまま取り込むだけじゃなくて取り込む画像に色々な設定ができるんです!
例えば、丸型の矢印の中に90と書かれているアイコンを押すと、画像が90°回転します。
撮影した写真全体を保存するときは左から3番目の、矢印が外側に向いてるボタンを押すと一発!
その隣の内向き矢印で最初のトリミング範囲に戻ります。

そして決定は右隅のチェック印。やっぱり分かりにくい(笑)
重要なことは全部右隅でできるって覚えておけばいいかも。

 

 

 

 

その後も、明るさを変えたり、画像を修正して完成したのがこれ!
画像の修正はパターンが何種類もあるので次回詳しく紹介します♪

CamScannerで撮影・加工した完成画像

CamScannerで撮影・加工した完成画像

無料だけど色々できるし、使ってみてそんなに不便は感じなかったのでこれはいい感じ
広告がずっと画面にちらつくのは気になるけど、無料ならしょうがないって思えるレベルなのでこれからも使っていこうかな。

あ、JPG画像は大丈夫だけど、PDFで共有すると、右下に「Generated by CamScanner」って入るから気を付けて!


CamScannerのアプリ紹介

CamScannerのアプリ紹介

ショットノートキャミアップを使っていると、決められたノートやメモだけじゃなくって、ふつうの雑誌や本なども撮ってデータ化したくなりますよね。

私も専用のノートがなくても使えるアプリはないかなーと探していたら、「CamScanner」というぴったりのアプリがありました!

このアプリを使うと、撮った写真のゆがみもまっすぐに補正、さらに不要な背景を消してデータ化してくれるみたいです。

本来は有料アプリのようですが、CamScanner Free」なら、一部の機能・期間制限+広告付きという条件がありますが、無料なのでさっそく試してみました♪

まずはダウンロード。
ダウンロードが終わってアプリを起動させると、「CamScanner Free」のアカウント登録画面が表示されます。

ただし、登録しなくても基本機能は使えるみたいだから、そのままスルー。必要になったら後からでも登録できます。

 

CamScannerの起動画面

CamScannerの起動画面

あらかじめCamScanner Free で撮影したデータサンプルとチュートリアルがあるけど、英語なので削除してしまってもOK。

横の図は全部削除した後の画面。

余計なものがなくなってすっきりしたら、次は撮ったデータをEvernoteなどで共有をしていくためにも、設定画面で細かく設定をしていきます。

右下の「…」を押すと設定のためのメニューが表示されます。
うーん、アイコンだけで説明がないから、触ってみないとどのアイコンで何ができるのかちょっと分かりにくい。

デザインはおしゃれだけど「設定」とか最初から書いてあると便利なのに。使っていればそのうち慣れるかな?

 

 

ちなみに、アイコンは一番左側の横棒が三本並んでいるのが、データの表示形式(リストとサムネイル)。
真ん中のカメラが撮影の開始。
一番右の「…」がアプリの設定になってます。
カメラの隣の山と月が描かれてるアイコンは、使ってないから詳しくは知らないけど、位置情報みたい。

 

Evernoteの登録

Evernoteの共有の登録

私はEvernoteをよく使うので、Evernoteに共有ができるように登録。
共有したいサービスのログイン画面が出るので、IDとパスワードを入力すると共有がスタート。

この設定画面では、他にも撮影時の手振れ防止や、保存時のタグ付など色々設定できるみたい。

ともかくもこれでアプリを使うまでの準備は完了!
次回はいよいよCamScanner Freeを使ってみたいと思います!


ノートは買ってきたので、いよいよ利用開始!といきたいところですが、このコラボノート、専用のアプリを使います。
今回使うアプリは「FastEver Snap」のCamiApp対応タイプ。
元々、写真をEvernoteにスピーディに送るためのカメラアプリだったのが、 今回キャミアップに対応したということらしいです。

Appstoreの画面

Appstoreの検索結果画面

まずはアプリのダウンロード。
App Storeで「CamiApp」と検索すると検索結果が表示されるので、「FastEver…」と表示のあるものを選択→ダウンロード。Evernoteアプリを既にインストールしている人は、Fast Ever SnapもEvernoteと同じアカウントで利用ができます。

≪ノート≫
アプリをインストールしたので、さっそくノートを使ってみることに。
ぱっと見、キャミアップの普通のノートと変わらないように見えるけど…アクションマーカーがないのはかーなーり大きい。
マーカーを塗りつぶすだけで撮影したノートを分類できるっていうのは逐一細かく設定しなくてすむから楽だったのに、この時点でちょっとがっかり。
それ以外の違いは右下にEのマーク(Evernoteの「E」?)が入っていることくらいかな?
コクヨ キャミアップ ツインリングノート・メモ アクションマーカー
 

Fast Ever Snapでの撮影

Fast Ever Snapでの撮影

≪アプリ≫
専用アプリを使ってコラボノートをぱちり。
撮影からEvernoteへの共有は、Fast Ever Snapは撮影→保存で即座に共有という感じでスピーディ。
機能面ではグリッド線で位置を調節したり、320px、640px、1024px、1600pxと画像の保存サイズを選ぶことができたり、画像撮影に対しての機能が充実。

画像以外に登録できる内容は、画面タイトル、データ管理用のタグの入力のみらしく、キャミアップのノートなんだから、てっきり自由に書き込みができると思っていたら、後から画像に書き込む機能はないことに気がついてええーって感じ。

 

 

 

camiappアプリでの撮影

CamiAppのアプリで撮影した画像

 

≪まとめ≫
撮った画像をすぐにEvernoteで共有したいっていう人にはいいかもしれないけど…。
個人的には、キャミアップでぱぱっと撮って、アプリで必要じゃない部分を隠したり加工して送るっていうのが楽で使っていたから、それがなくなっちゃうっていうのはマイナス。
値段もちょっと普通のノートより高いし、デザインは気に入ってるけど、普通に使うならいつものノートで十分かな。