ナカバヤシとコラボのCamScannerアプリ、前回の記事 では意外なことにあまり使えなかったOCR検索。でも、せっかく機能がついているのだから、使えるのなら使いたい!
前回試したときは手書き文字だったからOCR機能の文字認識や検索がうまくいかなかっただけなのか。それとも、印刷された文字でも同じ結果なのかそれを調べるため、手書き文字と印刷文字とで比較してみました。

まずはサンプルにする文章を用意。
青空文庫羅生門より、冒頭部分をお借りしました。
検索の邪魔になりそうなので、読み仮名なんかは最初に全部外しています。

 ある日の暮方の事である。一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待っていた。
 広い門の下には、この男のほかに誰もいない。ただ、所々丹塗の剥げた、大きな円柱に、蟋蟀が一匹とまっている。羅生門が、朱雀大路にある以上は、この男のほかにも、雨やみをする市女笠や揉烏帽子が、もう二三人はありそうなものである。それが、この男のほかには誰もいない。

使ったフォントはWindowsでおなじみのMS明朝MSゴシックです。最初は標準の10.5ptで撮影したのですが、iPhoneの画面で確認すると、ちょっと文字が小さかったのでどちらもフォントサイズを12ptにして撮り直しました。
それから手書きも用意。

CamScanner撮影データ

CamScanner撮影データ(左からMS明朝、MSゴシック、手書き文字)

 

 

 

 

 

iPhoneに取り込んだ時点では、MSゴシックが一番読みやすいかな?MS明朝だとちょっと文字が潰れているようですが、拡大してみると意外と大丈夫そう。
手書きの文字も罫線がなくなると結構見やすいです。いつもより綺麗めに書いたつもりだし、これならOCR検索も期待できそう!

CamScanner撮影データ拡大

CamScanner撮影データ拡大(左からMS明朝、MSゴシック、手書き文字)

ということで、早速CamScanner で取り込んだ画像をOCRで文字認識します。
うーん……この文字認識の時に、手書きだけちょっと挙動不審というか、MSゴシックやMS明朝に比べて認識が遅い…?気がしました。
まあでも、一応OCRでの認識はできたということなので、大丈夫だと信じていよいよ検索をかけてみます!!

まずは、冒頭部分の「ある日の暮方の事である」を検索。
前回の「スマートフォン」でもそうだったけどあまり長い文字は無理なのかなーと思っていたら、ちゃんと検索できています!
が、検索されたのは印刷されたMS明朝とMSゴシックのみ
きっと検索されるはず!と信じていた手書き文字はどうやら検索されていないよう……。やっぱり検索にかける言葉が長すぎたのかな?

検索結果

検索結果

 

仕方がないので検索文字列をちょっとずつ短くして試してみても、一向に検索にひっかかる様子がありません。
というか、一文字も検索にヒットしませんでした……(ノ∀`)

これでは、私の字がCamScannerに認識してもらえないくらい汚いとかそういう残念な結論になってしまうので、もう一度心持ち丁寧に同じ文章を書きなおしてみました。
何か繰り返し同じ文を書くって小学校の文字の練習みたいですね。

手書き文字を丁寧に書き直し

手書き文字を丁寧に書き直し

検索結果

初めて手書き文字で検索結果が出ました

 

新たに書き直したものをOCRで文字認識させると、最初の時と同じようにちょっと挙動不審なのが気になるのですが、普段以上に綺麗になるように心がけて書いたのだから結果を残してほしい、と思いつつ再挑戦。

とりあえず、この状態で一応「あ」は認識してもらえたので最低限のラインはクリア……文字を丁寧に書けば、手書きでも認識はしてもらえるようです。

 

 

 

 

 

ちょっとほっとしたので、今度は短めの言葉として「ある日」を検索
……結果は惨敗。せっかく綺麗に書いたつもりなのに、手書き文字は検索結果には全く出てきません
これは、やっぱり単語は難しいのかな?人の目では普通に読める文字だと思うのですが、CamScannerに認識させるのは難しいよう。
それなら、もっと単純な形の文字ならどうだと「一人」に検索対象を変えてみたものの、結果は同じく無反応です。
これはさすがに認識してもらえているだろうと自信があったのですが、こうも無反応だとちょっとショックですね!

その後も、「ありそう」「それが」「広い」を検索してみたところ、やっぱり手書きは拾ってもらえませんでしたが、一文字の「雨」を検索したところ、最初に書いた手書き文字、二回目に書いた手書き文字の両方とも認識してもらえました!

 

雨の文字が検索にヒットしました

雨の文字が検索にヒットしました

一文字くらいならいけるのかと「門」、また、簡単な漢字ならどうかと「円柱」を検索してみたら、これらの文字は認識されていました
「門」はもう少しがんばれそうだったので検索にかける文字を増やして「門の下で」と入力してみたところ、無事検索に拾ってもらいました。

検索に成功した文字「門」「円柱」「門の下」

検索に成功した文字「門」「円柱」「門の下」

一方、MS明朝、MSゴシックはどの言葉も当たり前のように検索結果に出てきます。基本的に印刷したものは大体検索に拾われるようです。
ちなみに、検索結果にMS明朝・MSゴシックの書体による差はなかったです。

手書き文字でも検索にヒットするときがあることは分かりましたが、やっぱり手書き文字のOCR検索はちょっと使いづらそう。印刷の方は、手書きの検索で引っかからなかったものも全て検索できたので、OCR検索は使えそうです

色々試してみた結論としては、人の手書きでは、文字を認識して検索にヒットすることもあるけど、印刷された文字に比べると著しくその確率が下がります。
会議や打ち合わせの時にとったメモをOCR検索で簡単に探せたらいいなー、と思っていたのだけど、丁寧に書いてこのヒット率の低さなので、実用性は大分低いと思います。
OCR検索を使うとしたら、対象は雑誌なんかの印刷された文字だけになるかも。


ナカバヤシとコラボしているCamScannerのアプリ。
前回の記事でFree版よりもグレードアップしている部分について紹介しましたが、実際のところはどうなのか使ってみることに。

まずはOCR検索機能です。
CamScannerでも、この機能を使用することはできますが、使用できるのは有料版のみ。無料のアプリで有料版の機能が使えるとは、随分と思い切ったことをしています。便利そうなのでありがたいんですが、いいんでしょうかね。

ところで、OCR検索の「OCR」って何?って思う人もいると思うので、簡単に説明します。

OCRとは?
optical character recognitionの略。日本語では光学文字認識。
画像データに書いてある文字などの、本来コンピューターが読み取れない文字をコンピューターが読み取り・編集できる文字データ(文字コード)に変換する機能・ソフトのこと。(参照:Wikipedia

OCRの準備:画像データ

OCRの準備:画像データ

つまり、CamScannerで写真として撮影した画像データは、もちろんコンピューターの上ではただの画像なのでその中に何が書かれているのか分からない(=文字が認識されていない)。
それを、OCR機能を使うことによって、画像の中にある文字の部分がテキストデータに変換されてコンピューターにも認識されるということ。

OCR検索は、このテキストデータを使って検索をしたりすることができるようになります。

OCR機能検索は上に書いた通り、画像データから文字を読み取って初めて機能するもの。CamScannerで作成した画像データをいきなり検索するということはできないので下準備が必要です。

CamScannerで画像を取り込むと、左のような画面が出てきます。
画面右下のアイコンを押すとOCR機能で文字データへの変換が開始!

言語選択

言語選択画面

初回には認識する言語の選択をする必要があるので忘れないように。
大体日本語と英語があれば十分だと思うけど、その他の言語も読み取りたい人は気をつけて。

ちなみに、アイコンには一応OCRと書いてあるようなんですが、文字が小さすぎてぜんぜん読めません (-“-;)

 

 

 

 

 

 

文字データの読み込みが終わると「完成」という画面が出てきます。
ちょっと見えにくいけど、黄色のマーカーを塗られたようになっているのが、文字データとして認識された部分。

「もっと見る」を押すと詳しい使い方が書かれているので、最初だけは読んでおくといいかも。
「はい」を押すとそのまま元の画面に戻るので、説明はもういらないって人は二回目からは「はい」を押すといいです。

テキストデータの認識完成(完了)の画面

テキストデータの認識完成(完了)の画面

設定画面 全ての注意情報をリセット

設定画面 全ての注意情報をリセット

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この画面もいらないよ!って人は「プロプントを表示しません」を押すと次回から出てこなくなるけど、テキスト変換が終わったよっていうのを確認するためにも残しておいた方がいいんじゃないかな。

うっかり「プロンプトを表示しません」を押しちゃったっていう人は、設定画面の「全ての注意情報をリセット」を押すと復活します。でもまた一から言語の設定とかするのでちょっと面倒くさい!

OCR検索可能なデータ

OCR検索可能なデータには虫眼鏡のマーク

 

OCR検索ができるデータはデータリストの左上に虫眼鏡のマークがあるのでそれが目印。

 

 

 

 

 

 

 

 

「スマートフォン」の検索結果

「スマートフォン」の検索結果

さて、じゃあここからやっとOCR検索を試してみます!
撮ってみた画像の見出しにもなってる「スマートフォン」で検索

……。
……。

ええっ?!検索結果なし……どういうことなの??

 

 

 

 

 

 

「スマート」の検索結果画面

「スマート」の検索結果画面

最初からつまずいてしまったものの、一文字ずつ削ってどこから結果が出るか見てみようと思います。
「スマートフォ」→結果なし
「スマートフ」→結果なし
「スマート」→結果あり!! スマートでやっとです!

検索結果は該当するデータそのものではなく、データの入っているファイルがまずは表示されるよう。

 

 

 

 

 

そのファイルをタップすると、ファイルにあるデータが全部表示。検索した文字列が含まれるファイルは、左上の虫眼鏡マークがオレンジに光っています。
最後に、そのデータを開くとおお!「スマート」の文字に黄色く色が塗られていますね!どこを検索したのか一目瞭然。

検索結果

検索した文字列が含まれデータのは虫眼鏡がオレンジになる

検索結果4

検索された文字列は黄色になる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うーん……でもこれ、まだ使って間もないからデータ量も少なくていいけど、データの数が多かったりよく使う言葉を検索したら結構探すの難しそう。

それにしても、「スマートフォン」という文字列で検索できなかったのはちょっと残念。該当箇所が手書きだったから?それともアプリの精度の問題?
次回は印刷文字で試してみて、どれだけ検索精度が上がるのか検証してみようと思います!印刷文字でOCR検索がきちんとできれば使い勝手はあがりそうだけど、どうなるかな…。


スマレコペンなどのスマホ文具を出しているナカバヤシと、スキャンアプリのCamScannerがコラボ!IMG_0436_2
今回はスマレコシリーズじゃなくてNakabayashi×CamScannerという全く別のシリーズとなっているようです。
どうやら、CamScannerで撮影がしやすいように工夫されたCamScanner公認の文房具ということのよう。
コクヨのCamiAppEvernoteとコラボをしていたので、最近はそういうのがはやりなのかも。
二月下旬から発売開始のようですが、お店をまわっても商品が見つからない(>_<)ので、とりあえずアプリをダウンロードして、サンプルを試してみました!

ダウンロードしたアプリの最初の説明書きに、今までのCamScannerとの違い、機能についての説明があります。

Nakabayashi×CamScannerで追加された機能

Nakabayashi×CamScannerで追加された機能

Free版に比べてパワーアップしているポイントとしては
・タグ機能の強化
・操作機能の強化
・PDFファイルのパスワード機能
・強化モードの再設計

 

 

 

 

 

 

 

 

PDFパスワード機能

PDFパスワード機能

 

中でも気になるのがPDFファイルのパスワード機能
実際にはPDFファイルそのものではなく、データの入ったフォルダにパスワードを付けてロック!という感じ。
CamiAppなど、この手のアプリでPDF化ができるアプリは数あれど、パスワードまでつけられるアプリはレア!ビジネスなどで使う重要な書類の他にも、人には隠しておきたいデータも安心です!(笑

 

 

 

 

 

OCR検索

OCR検索 検索の結果は黄色く表示

 

また、有料のCamScannerにはついているOCR検索がこのアプリで使えるのも○!
OCR検索とは、PDFなどのデータにある文字を情報として読み取って、検索ができる機能のこと。
そして、このOCR検索の機能って、有料版限定で無料版にはついていない機能なんです。それがこんなところで使えるとは…!
いくらコラボとは言っても、CamScannerも大盤振る舞いです。もうここまでしちゃっていいの?って感じです。

ショットノートやCamiAppなど、ノートとアプリをセットで使うタイプの商品は数多くありますが、ここまで機能が充実しているものってなかなかないので、これだけでも十分便利!

…でも、CamScannerって元々何でもデータ化できるのが売りのアプリですよね?
ということでこっそり、ナカバヤシ×CamScannerとは全く関係ないものをデータ化してみたところ、なんと普通にデータ化できちゃいました!(笑
しかも、パスワード機能もOCR検索もできちゃうとか、CamScanner Freeよりも性能いいです。
アプリのダウンロード自体は無料なのですっごい便利♪なんですが、これっていいのかな??

基本操作はCamScanner Freeと変わらないので、元々アプリを使っていた人なら問題なしです!
初めて使う人は使えるスキャンアプリ「CamScanner Free」①まずは設定で使い方を紹介しているので、参考にしてくださいね♪

次から詳しく機能を紹介していきます!


前回の、「これは使える!スキャンソフト「CamScanner Free」②実践編」では紹介しきれなかったですが、CamScanner Freeの画像補正機能は充実!
なんと、5種類のタイプの画像補正が可能です!!

正直そんなに補正する必要あるの?って思ったんですが、使える使えないは関係なく、撮ったデータがいろんな風に補正されているのを見るのって面白いですよね♪
ここからはCamScanner Freeで利用できる色々な補正機能をご紹介します!

加工前の元画像

加工前の元画像

 

撮影直後の元画像。
今回はこの画像を使って、CamScanner Freeの様々な機能をご紹介♪
前回ご紹介したので、トリミングまでの過程は省略。
いよいよ、切り取った画像を色んな風に補正してみます♪
 

 

 

 

 

 

 

 

オリジナル

オリジナル

オリジナル

オリジナル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
●オリジナル
まずは「オリジナル
普通のデフォルトのパターン。
文字が読めないことはないけど、画面がちょっと暗いかも?
発色が悪いので、読むことはできるけど雑誌の紙面をきれいに保存するのには向いてない感じ。

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鮮明化

鮮明化

鮮明化

鮮明化

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
●鮮明化
次は「鮮明化」。
オリジナルに比べると、だいぶ明るくなって見やすいです。
写真もきれいでとってもおいしそう!
きれいに保存できるから、雑誌を撮影してデータ保存するのにオススメ!

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鮮明・増強化

鮮明・増強化

増強・鮮明化

増強・鮮明化

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
●増強・鮮明化
3番目は「増強・鮮明化
増強っていうのはコントラストを強くするってことなのかな?
文字もほとんど飛んじゃっているし、写真もコントラストがきつくてちかちかしちゃってるからすごい見にくい(>_<)
うーん…使いどころが難しそう。

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白黒

白黒

白黒

白黒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
●白黒
4番目は「白黒
確かに白黒だけど、文字はほとんど飛んじゃってるし、写真のところはがちゃがちゃになって、何が何だか分からないことになっちゃってる。
なんだか、増強・鮮明化をした画像をそのまま無理やり白黒にしたって感じ。
雑誌のデータ保存には向いてなさそう。結構見にくいし、どういう場合に使えばいいのかな?

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グレー

グレー

グレー

グレー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
●グレー
最後は、「グレー
白黒に比べると、影なんかに濃淡がついて写真がきれいに写ってたり、文字も見やすい方。
なんだか質のいい白黒コピーみたいな感じかも。
背景自体もちょっと暗めな分、見にくいところはあるけど、カラーじゃなくても画像データだけあればいいっていう人向けかな?

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CamScannerの機能紹介

CamScannerの機能紹介

基本はこの5種類で画像を補正していきます。
それ以外にも下の部分についている横棒が3本並んだアイコンを押すとコントラストや明るさを手動で調整できます。
でも、これも説明がなくアイコンだけなので、ちょっと分かりづらいかも。

上から彩度・明度・コントラストかな?
写真をメインに扱うなら使うかもしれないけど、雑誌などのスクラップなら、は今のところ鮮明化で十分なのであんまり使わなさそう。

ちなみに画面横の「+」を押すと、画像にメモを書き足すことができます。
ここでメモや、上の部分のタイトルを入れておくと、CamScanner Freeアプリの中で検索で探したりできるし、管理もラク。

でも、Evernoteへ共有しても、メモもタイトルも反映されないのは残念かも。


いよいよ使ってみました!「CamScanner Free
写真は緊張しすぎて思いっきり失敗しちゃったけど、大丈夫!水色の線で囲まれた部分がトリミングされて最終的な画像データになります。

だけどこれ、よく見ると左上に隙間がΣ(゚□゚)
でも大丈夫!トリミングしたい部分の端をタップして自分で調整できるんです。

選択範囲の調整

選択範囲の調整

トリミング加工の調整がされた後の画像

トリミング加工の調整がされた後の画像

 

これで余計なところは全部取り除けました。
それにしても、タッチパネルの問題なんだろうけどこのトリミングの調整が意外と難しいです。きっちり隅に合わせても、指を離す瞬間にずれて隙間が空いたりして、結局5回くらいやり直しました。

 

 

 

 

 

 

アイコンでいろいろ操作

アイコンでいろいろ操作

ところで、このCamScanner、ただ画像をそのまま取り込むだけじゃなくて取り込む画像に色々な設定ができるんです!
例えば、丸型の矢印の中に90と書かれているアイコンを押すと、画像が90°回転します。
撮影した写真全体を保存するときは左から3番目の、矢印が外側に向いてるボタンを押すと一発!
その隣の内向き矢印で最初のトリミング範囲に戻ります。

そして決定は右隅のチェック印。やっぱり分かりにくい(笑)
重要なことは全部右隅でできるって覚えておけばいいかも。

 

 

 

 

その後も、明るさを変えたり、画像を修正して完成したのがこれ!
画像の修正はパターンが何種類もあるので次回詳しく紹介します♪

CamScannerで撮影・加工した完成画像

CamScannerで撮影・加工した完成画像

無料だけど色々できるし、使ってみてそんなに不便は感じなかったのでこれはいい感じ
広告がずっと画面にちらつくのは気になるけど、無料ならしょうがないって思えるレベルなのでこれからも使っていこうかな。

あ、JPG画像は大丈夫だけど、PDFで共有すると、右下に「Generated by CamScanner」って入るから気を付けて!


CamScannerのアプリ紹介

CamScannerのアプリ紹介

ショットノートキャミアップを使っていると、決められたノートやメモだけじゃなくって、ふつうの雑誌や本なども撮ってデータ化したくなりますよね。

私も専用のノートがなくても使えるアプリはないかなーと探していたら、「CamScanner」というぴったりのアプリがありました!

このアプリを使うと、撮った写真のゆがみもまっすぐに補正、さらに不要な背景を消してデータ化してくれるみたいです。

本来は有料アプリのようですが、CamScanner Free」なら、一部の機能・期間制限+広告付きという条件がありますが、無料なのでさっそく試してみました♪

まずはダウンロード。
ダウンロードが終わってアプリを起動させると、「CamScanner Free」のアカウント登録画面が表示されます。

ただし、登録しなくても基本機能は使えるみたいだから、そのままスルー。必要になったら後からでも登録できます。

 

CamScannerの起動画面

CamScannerの起動画面

あらかじめCamScanner Free で撮影したデータサンプルとチュートリアルがあるけど、英語なので削除してしまってもOK。

横の図は全部削除した後の画面。

余計なものがなくなってすっきりしたら、次は撮ったデータをEvernoteなどで共有をしていくためにも、設定画面で細かく設定をしていきます。

右下の「…」を押すと設定のためのメニューが表示されます。
うーん、アイコンだけで説明がないから、触ってみないとどのアイコンで何ができるのかちょっと分かりにくい。

デザインはおしゃれだけど「設定」とか最初から書いてあると便利なのに。使っていればそのうち慣れるかな?

 

 

ちなみに、アイコンは一番左側の横棒が三本並んでいるのが、データの表示形式(リストとサムネイル)。
真ん中のカメラが撮影の開始。
一番右の「…」がアプリの設定になってます。
カメラの隣の山と月が描かれてるアイコンは、使ってないから詳しくは知らないけど、位置情報みたい。

 

Evernoteの登録

Evernoteの共有の登録

私はEvernoteをよく使うので、Evernoteに共有ができるように登録。
共有したいサービスのログイン画面が出るので、IDとパスワードを入力すると共有がスタート。

この設定画面では、他にも撮影時の手振れ防止や、保存時のタグ付など色々設定できるみたい。

ともかくもこれでアプリを使うまでの準備は完了!
次回はいよいよCamScanner Freeを使ってみたいと思います!


ノートは買ってきたので、いよいよ利用開始!といきたいところですが、このコラボノート、専用のアプリを使います。
今回使うアプリは「FastEver Snap」のCamiApp対応タイプ。
元々、写真をEvernoteにスピーディに送るためのカメラアプリだったのが、 今回キャミアップに対応したということらしいです。

Appstoreの画面

Appstoreの検索結果画面

まずはアプリのダウンロード。
App Storeで「CamiApp」と検索すると検索結果が表示されるので、「FastEver…」と表示のあるものを選択→ダウンロード。Evernoteアプリを既にインストールしている人は、Fast Ever SnapもEvernoteと同じアカウントで利用ができます。

≪ノート≫
アプリをインストールしたので、さっそくノートを使ってみることに。
ぱっと見、キャミアップの普通のノートと変わらないように見えるけど…アクションマーカーがないのはかーなーり大きい。
マーカーを塗りつぶすだけで撮影したノートを分類できるっていうのは逐一細かく設定しなくてすむから楽だったのに、この時点でちょっとがっかり。
それ以外の違いは右下にEのマーク(Evernoteの「E」?)が入っていることくらいかな?
コクヨ キャミアップ ツインリングノート・メモ アクションマーカー
 

Fast Ever Snapでの撮影

Fast Ever Snapでの撮影

≪アプリ≫
専用アプリを使ってコラボノートをぱちり。
撮影からEvernoteへの共有は、Fast Ever Snapは撮影→保存で即座に共有という感じでスピーディ。
機能面ではグリッド線で位置を調節したり、320px、640px、1024px、1600pxと画像の保存サイズを選ぶことができたり、画像撮影に対しての機能が充実。

画像以外に登録できる内容は、画面タイトル、データ管理用のタグの入力のみらしく、キャミアップのノートなんだから、てっきり自由に書き込みができると思っていたら、後から画像に書き込む機能はないことに気がついてええーって感じ。

 

 

 

camiappアプリでの撮影

CamiAppのアプリで撮影した画像

 

≪まとめ≫
撮った画像をすぐにEvernoteで共有したいっていう人にはいいかもしれないけど…。
個人的には、キャミアップでぱぱっと撮って、アプリで必要じゃない部分を隠したり加工して送るっていうのが楽で使っていたから、それがなくなっちゃうっていうのはマイナス。
値段もちょっと普通のノートより高いし、デザインは気に入ってるけど、普通に使うならいつものノートで十分かな。


去年の12月に発売されたコクヨの「CamiApp」と「Evernote」のコラボノート「CamiApp FastEver Edition」。
ブルーブラックグリーンレッドの四色展開。表紙に入ったEvernoteのアプリロゴがすっごいかわいい。
Evernoteはよく使うし、デザインにも心引かれて買ってみました!

コクヨのコラボノートページ

CamiApp FastEver Edition

さっそくノートを入手するために、まずは駅近くのヨドバシカメラとビッグカメラへ。
店舗大きいし、家電店だし、当たり前だけどiPhone取り扱ってるんだからノートがあるだろうと高をくくっていたら、全然ない…。スマレコとか、ショットノートはあるのに狙いすましたようにキャミアップシリーズがない!
限定コラボなんてもってのほかと言わんばかりの状態でちょこっと他メーカーの製品がある程度。家電店ってこういうグッズも全部そろってそうなイメージだったんだけど、意外とないもんですね。ちょっとショック。

仕方がないのでお次は東急ハンズへ。
さすがにこっちにはありました。というか、なかったらもうどこで買えばいいのか分からないので売ってて本当によかったです。

でも、売り場を見ても特にスマホ関連でまとめられてるようでもないし、探してもなかなか見つからないので諦めて店員さんに聞いちゃいました。
案内されたのは普通のノート売場。その中の一角にちょこんとスマホ関連のノート“だけ”まとめられてました。
どうやらノートならノートコーナー、ペンならペンのコーナーにという風に、文具売り場にバラバラに置かれてるみたい。
キャミアップもショットノートも一見普通のノートだし。私の行ったところがたまたまそうだったのか、他のお店も同じなのか分からないけど、探すのにけっこう不便なような…?売り場あちこち歩かせるのが狙いなのかな?

お目当てのコラボノートは周囲に埋もれるようにひっそりと置いてありました。まあ、サイズがA6とノートにしてはやや小さめなのでしょうがないのかも。
A5の方がちょっと見当たらなかったので、もしかしたら売り切れだったのかなって思います。A6だとふだん使うノートよりちょっと小さいけど、アプリと機能の使い勝手が良かったらA5も探してみようかな。

ちなみに、家に帰ってからアマゾンで検索したら普通に購入できるみたい。
私の苦労は一体なんだったのか…という自問自答はさておき、ノートの色にこだわらないのならアマゾンで買った方が下手に探し回るよりもお手軽なのでオススメです。
アマゾンの「CamiApp FastEver Edition」の検索結果

CamiApp FastEver Editionの写真

CamiApp FastEver Edition

というわけで、私が買ってきたのがこれ!
グリーンの背景にゾウの横顔って、Evernoteのアプリのマークそっくりなので、買うなら絶対、Evernoteカラーのグリーンがいいと最初から決めてました(笑)

写真だとちょっと暗くなっちゃっているのですが、実際の色はもっとマットで明るい感じ。グリーンというよりも黄緑色っぽいかも?「いかにも黄緑です!」みたいな色です。
表紙もマットな感じでさらさらしてるし、ロゴの黒い部分はちょこっとへこんでいるので写真で見るよりも実際に手に持った方がずっとイイ感じです。キャミアップ本家の方もこういう可愛いデザインの出てきてほしいなーって思うんですが。
今年は限定カラーだけじゃなくて限定デザインとか出てほしいな。